独立する上で重要な責任感

就活や転職の際、もしくは一度仕事をやめてから復職しようと思っている人の中には、趣味を活かす仕事につきたいと思っている人が少なからずいるでしょう。楽しんで取り組んでいることで対価を得たり、社会的に認められたりしたいという欲求は、誰しもあるものです。

例えば、そば打ち好きが高じてそば屋を開業したり、家族や知人にプレゼントしていたハンドメイド作品をネット通販で販売したり、といった個人事業主は珍しいことではありません。インターネットを介した新規事業の開拓が可能になってから、開業資金が低額に抑えられるようになったため、独立する人も増加傾向にあります。

しかし、趣味の延長線上で細々と続けたいというのではなくそれで生活をしようと思った場合、かなりの労力や努力を積み重ねなければなりません。自分の気が向かない時は取り組まなくてもよい趣味とは違い、仕事とするのであればどんな時でも一定の成果をあげなければなりません。その責任感が楽しさにつながるのであれば良いですが、中には苦痛に感じてしまう人もいます。

よくマスメディアで成功例が取り上げられていますが、その陰には成功できなかった人が幾人もいるということを忘れてはいけません。趣味を主な生業にするのではなく、気が向いた時にのみ営業する店、という一風変わった形を特徴として売り出すのも手です。ただその場合、開店時には極上の商品・サービスを提供できなければ人は集まりません。不定期営業で顧客が合わせなければならないようなお店は、よほど価値があると感じさせないかぎり続きません。こういった方法を展開するのなら、業界や分野の特徴をよく考えるべきです。